佐伯 躍

「左目を閉ざした次期理事長」
「ぼんやりとした破滅に対して」
「どうだかね」
「友達」 NEW!
CV 坪井智浩コメント

1/22生まれ 16歳

嘯く洒落者としての彼は、その実像を遥か彼方へと遠ざけている。
不似合いな長物を押し付けられ、泣きじゃくるまま化け物の異様に突き飛ばされた幼き日に、佐伯躍のすべては壊れてしまった。
心をこじらせた彼は、もう一人の自分を重ねることで、正気というものを保ち続ける。
踊るが如く。本物ではない自分はどこまでも気楽に、どこまでも軽やかに、他者と適当な距離を置き、跳ねる。

真実に最も近い彼は、やがてその虚像の襟首を掴み、手前はすっこんでろと凄むことだろう。人という種がすっかり持たなくなったころ、佐伯躍の実像はむき出される。

もちろん、彼の望むことではないが。

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